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地域金融機関のDX化には、GAFAのビジネスモデルが非常に参考になります。GAFAのビジネスモデルの特徴はどのようなものでしょうか。一地域金融機関がGAFAのビジネスモデルを真似ができるものではないと思われるかもしれません。GAFAの売上規模は小さな国の国家予算を上回る規模で、全てを真似できるようなものではありません。しかしGAFAがこのような巨大な売上を確保できるのには、普遍的な仕組みがあるからだと思います。

地方銀行の経営は、地域経済と切っても切れない関係性があります。地域経済にとって、今一番大きな課題は少子高齢化に伴う人口減少で、生産年齢人口の減少がいっそう進んで働き手が少なくなることと、それに伴う地域の消費が落ち込み、地域の経済は停滞していく可能性が非常に高いことです。生産年齢人口に該当する15歳から65歳の年齢層は、消費意欲が高く活発な経済活動を行う集団です。この層が少なくなると地域経済が停滞するのです。

お客様の商材(コンテンツ)と他のお客の商材(コンテンツ)を組み合わせていくことで、何パターンものプロジェクトを作ることができます。地域金融機関の社員さんが関わるお客様の商材(コンテンツ)は無尽蔵にあります。関わる取引先も地域の中にいくらでもあります。